京都の夏の風物詩として、毎年8月16日に行われる「五山送り火」に去年に続いて今年も見に行ってきました。

去年に引き続き、今年も松ヶ崎の知人の家に招かれて送り火を見てきました。

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▼五山送り火とはWikipedia参照)

・毎年8月16日に京都府京都市左京区にある如意ヶ嶽(大文字山)などで行われるかがり火。

・京都の名物行事・伝統行事。葵祭・祇園祭・時代祭とともに京都四大行事の一つとされる。

・「大文字」「松ケ崎妙法」「船形万灯籠」「左大文字」「鳥居形松明」
以上の五山で炎が上がり、お精霊(しょらい)さんと呼ばれる死者の霊をあの世へ送り届けるとされる。

▼京都人にとっての五山送り火の印象
・送り火が点灯する山は、京都市の北部に集中しているので南部地域(下京、南、伏見、山科)の人はあまり見える場所がありません。

・どこかの場所で集合して大規模なイベントが開催されたり夜店が出たりする訳ではないのでお祭りのような盛り上がりはありません。

・毎年決まった日に開催されるので、夏の風物詩として「ああ今年も夏が過ぎていくなあ」という気持ちにはなります。





▼五山送り火で学んだこと
・20時に点火されますが、点火直後が最も激しく山が燃えるような勢いで見ごたえがありますが、その後は徐々に下火になって行くので30分後にはうっすら火の消えかかったような状態になります。最も見えやすい場所を「開始直後から15分ぐらい」動かないことがしっかり見るコツだと思います。

・いくつもはしごしようとしない事も大事だと思います。「妙」と「法」は近く感じますが、本当に見ごたえのある15分間で、2つも3つもしっかり見ることは難しいと思います。


・近づきすぎるより、河原やビルの屋上など開けた遠めの場所からの方がきれいに見えると思います。今回も「妙」の字のギリギリまで迫りましたが、遠めに見え始めたときが一番きれいでした。

・五山の送り火を見に行こうと車でなんとなく移動しながらは一番見えないで終わるパターンだと思います。見えやすい道路は大渋滞しますし、最も見える場所でも路上に停車できる場所があるとは限りません。

・京都御所の中で見ることができます。その日は21時まで売店が営業しているようです。


・ホテルや飲食店から五山送り火が見えるお店は結構あります。送り火鑑賞プランなどで検索するとたくさん出てきますので、予約しておいてゆっくり鑑賞するのもいいと思います。

◆2023年「五山送り火」の様子
・点火直後は山が燃え上がっているような迫力がありました。
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・松ヶ崎駅の北側出口のちょうど裏側に「妙」があります。
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・去年と同じく松ヶ崎駅裏のコインパーキング周辺が最も近く感じました。
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