京都市中京区の南北は「御池~四条」東西は「烏丸~河原町」までのエリアには信号機がありません。元々、信号機の少ないエリアではありましたが2015年10月に完全撤去されました。

それと同時にエリア内の速度制限も強化されてより「歩行者中心の街」を目指したそうです。当時は大丈夫なのかと不安もありましたが、今となっては信号がない事や速度制限について当たり前になり文句も聞かなくなりました。

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撮影場所:三条東洞院

◆歩行者として
・徐行運転する車が増えたので、交差点で危ないなあと緊張する事が減りました。

・2015年以降コロナ前までの期間は、外国人観光客流入による観光業全盛期だったのでエリア内に観光客向けのお店や飲食店が急増したように感じます。


◆自動車運転者として
・三条通りや御幸町通りなど歩行者が多い道路では、歩行者天国でもないのに車が少なくなると平気で車道の中心をうろうろしている人が多いですのでずっと徐行が基本です。

・錦小路通り(錦市場を除いた車道)などでは、歩行者の意識はもっと緩くなり「こんな所に車で入ってきやがって」と言われた事もあるぐらい「歩行者中心の街」になっています。

・四条通りの車線が減少した事で慢性的な渋滞があり、四条通りがあまり通りたくない道路になりましたので周辺を車でウロウロする事が減りました。


▼結果、歩行者にとっては歩きやすい楽しい街になってきた事は肌で感じます。しかし、車で近寄りにくい事で来訪者や物流が滞って、発展性にブレーキがかかるのではないかなとも思います。特に、観光客の方がこのエリアに車で来られる際はくれぐれもご注意ください。