このブログで京都市内中心部は地価が高く分譲マンションも高いと言いましたが、賃貸マンションでひとり暮らしするにはおすすめできる部分も多いです。

そこで、京都市内中心部でひとり暮らしする事のメリット・デメリットをまとめたいと思います。

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◆京都市内中心部に住むメリット
▼ワンルームの賃料は周辺部と大差がない。
30㎡以下のワンルームマンションは競合が非常に多い為、新築でもない限り強気な設定の賃料にする事はほとんどないと思います。周辺部に比べて1~2割程度の差しかありません。

▼交通機関が充実している
阪急・京阪・地下鉄・市バスはもちろんタクシーも無数に往来していますので、すぐつかまります。

▼食品スーパーは意外と困らない
業務スーパーやフレスコ・新鮮激安市場・ライフもありますし、デパ地下の野菜売場・鮮魚売場・惣菜売場なども安くて良い物が売っています。小規模ながらスーパーがあるのは飲食店が多数あるため材料仕入れのニーズもあるのだと思います。

▼飲みに行っても歩いて帰れる
京都で夜ご飯食べに行く、飲み行くと言えば四条烏丸~河原町、木屋町・祇園がほとんどです。酔っ払っていても歩いて帰れるのはとても都合がいいです。





◆京都市内中心部のここは気をつけて
▼駐車場代が高い。月極駐車場が空いていない
月極駐車場は1区画あたり3万円~4万円はします。しかも観光客・ビジネス客が多数いる地域という事でコインパーキングの方が儲かる為、月極駐車場が次々となくなってきています。だから数少ない月極駐車場が空くのをみんな順番を待っています。


▼眺望は悪いところの方が多い
古くからある市街地であるため元々密集して建っている家が多い事と、都市計画上商業系の地域なので空地部分をそんなに取らなくもよい地域なのでビルも密集して建っています。3階以下の場合眺望が悪いどころか少し薄暗いようなところも珍しくありません。

▼観光地の洗礼を受けやすい
平日、休日を問わず観光客がたくさんいますので気が休まらないかもしれません。また休日ともなると周辺の飲食店はほぼ満席になりますので、外食に困る事も多いです。また、頻繁に「四条河原町どこですか」「祇園どこですか」と道を聞かれます。

▼祇園祭の期間は身動きが取れない
祇園祭の会場は市内中心部のほぼ全域と言ってもいいぐらいになります。数週間にも及ぶ交通規制と先祭・後祭の期間は夕方からの歩行者天国、そこらじゅうに出店ができて祭の境内に住んでいるような状態になります。